月例会

2015年

2015年11月号掲載

家族例会

萩原勇作(平21政)

 9月10日午後6時30分より、神港ビル7 階会議室にて、「博多の歴女」こと白駒妃登美様をお招きし、9月例会が開催されました。

 冒頭、福岡県の田川中央中学校放送部が製作した、白駒様の半生を題材にした映像を紹介していただきました。同作品は、全国放送コンテストで第2位を受賞したものです。闘病生活の中、歴史上の人物の生き様を励みに、見事にがんを克服されたお話には驚嘆しました。

 その後、主に3人の人物についてお話ししていただきました。一人目は、戦国末期の武将、木村重成です。豊臣秀頼の幼なじみとして育った重成は、喧嘩両成敗の大坂城内で辱めを受けた際、「主君のために使う命であるから」と相手を斬らなかったそうです。また、大阪冬の陣で、自身の命を省みずに戦場に取り残された部下を救出しました。白駒様は、これらのエピソードを通して中学生に「何のために命を使うのか」ということを伝えられています。

 二人目は、西郷隆盛です。隆盛は小さな過失を理由に、沖永良部島へ遠流されます。その苦境の中で、何百冊もの本を読み、この間に「手抄言志録」も執筆しました。この困難が、明治維新での活躍につながりました。白駒様は、隆盛の人生を通して、「現在は、未来に輝くためのもの」と捉えるようになったそうです。

 三人目は、伊能忠敬です。家業の立て直しを果たした忠敬は、50歳を過ぎてから、念願だった天文学の研究をするため、はるかに年下の高橋至時に弟子入りします。「地球の大きさを測りたい」との思いから始まった東日本の地図製作。完成した地図の正確さに驚いた幕府から西日本の地図製作も依頼されます。その途上で亡くなったにも関わらず、『大日本沿海輿地全図』が伊能忠敬によるものという歴史が残ったのは、忠敬の弟子達が師匠の名を歴史に刻もうとしたためです。また、老齢の忠敬が日本地図製作に取り組んだのは、偏に「後世の日本人のために」という思いであったそうです。

 西洋型の“夢”(自分のために達成するもの)ではなく、「誰かのため」「後世のため」という日本の“志”を次の世代に受け継いでいきたいと結ばれました。

 抑揚があり、時に迫力を感じさせる話し方は、がんを克服され、多くの方を励ましてこられたお人柄を感じさせるものでした。また、国際経験豊かな白駒様の「外国人から尊敬される日本人を形成してきた文化、歴史を学ぶべき」とのお言葉には千鈞の重みがありました。

10月例会

天竹清裕(平成15経)

 10月15日(木)、EHバンクにて10月例会が開催されました。今回は、講師の方をあえてお招きせず、会員の親睦を図る趣旨とのことで、堺会長の冒頭のご挨拶通り、和気藹々とした食事会となりました。参加者は13名で、講師の方がいらっしゃらない分、先輩方のお話をじっくり聞かせて頂くことができました。

 充実した時間は過ぎるのも早く、大澤副会長から閉会のご挨拶をいただき、瞬く間に閉会となりました。このような例会も大変楽しく感じました。

平成27年度 慶應義塾大学指定 寄付奨学金 授与証交付式

神戸慶應倶楽部会長
堺充廣(昭53法)

  9月17日午後6時から三田キャンパス・西校舎ホールにて平成27年度慶應義塾大学指定寄付奨学金授与証交付式が開催され、昨年に引き続き、来賓として出席してきました。
ご承知のとおり、指定寄付奨学金制度は「社中協力」の精神をもって授与されるものであり、他大学には見られない慶應義塾の特色ある伝統に基づく制度です。本年度は、5種30団体から延べ167名の奨学生に指定寄付奨学金が授与され、神戸慶應倶楽部からは兵庫高校卒の商学部1年生新井健矢君に奨学金を授与しました。

 交付式は、清家篤塾長、伊東裕司大学奨学委員長・学生総合センター長の挨拶の後、清家塾長から奨学生代表の法学部4年飯田(ハンダ)萌さんに授与証が交付され、本年4月にお父様を亡くされたという法学部4年土田晋一郎君が奨学生を代表して謝辞を述べました。土田君は、損保への就職が内定しているとのことで、奨学金を授与したことを励みに、社会に役に立つ人物になりたいと決意を述べられました。引続き、西校舎地下1階の「生協食堂」で懇談会が開催され、岩波敦子常任理事のご挨拶の後、渡部直樹常任理事の乾杯の発声で懇談会が始まり、奨学生と「人間交流」を深めました。

 新井君とは、神戸慶應倶楽部の活動状況、例会の話などを交えて交歓し、帰省した際に倶楽部にも顔を出すように勧めましたので、皆様とも交流を持つ機会が持てるのではないかと思っています。そして、「慶應の水」をお土産に頂戴し、帰神しました。

 いつも申し上げていますが、「慶應義塾社中の約束」の実践として、高い志から始めた指定寄付奨学金の授与を今後も継続し続けるために、会員の皆様のより一層のご協力をお願い致す次第です。

2015年9月号掲載

家族例会

和田真一(平7商)

 平成27年7月11日土曜日、ポートピアホテル南館の16階レインボールームで恒例の7月家族例会が行われました。梅雨明けかと思われるほどの夏らしい夕暮れから、神戸の海と山を一望できるパノラマの中でスタートし、ポートピアホテルの豪華なお食事とおいしいお酒とともに、皆さま旧交を温めておられました。

 19時過ぎよりピアノとボーカルによるジャズが披露されました。ボーカリストの藤村麻紀さまは自称年齢不詳だそうですが、塾の法学部を卒業されています。木村副会長の交遊関係から偶然にも藤村さまが塾出身ということで本日のステージが実現したということです。ピアニストの石川武司さまはジャズだけではなく、スタイルを問わず連日様々な場所で演奏されている百戦錬磨のピアニストです。

 KKJCの皆様はもちろんのこと、普段ジャズを聴かれない方も生演奏でのボーカルとピアノは素晴らしい体験だったと思います。私はピアノのすぐ前で聴かせていただいたのですが、時には速く、時には情緒的な指づかいから奏でる様々な顔をもったメロディーに、迫力あるジャズボーカルは圧巻でした。私は、夏らしく「サマータイム」がすごく素敵だったと思います。

 KKJCの世話人をされていらっしゃり、ボーカル藤村さまの古くからのご友人である大場先輩の貫録のボーカルも一曲披露され、先輩方のご趣味の広さに感服いたしました。

 演奏中に窓の外はすっかり夜景に変わり、その後家族例会恒例のオークションが始まりました。これも恒例の浦上先輩ご夫妻による安定ある軽妙なやり取りの名司会で和やかに進みました。堺会長には男気をみせていただき、野球チケットのオークションの際には、今泉会員のお子さんがステージで六甲おろしを披露するなど、家族例会ならではのオークションでした。毎回、他にはないお値打ちなオークションだと思います。

 開演からほぼ3時間ですが、58名の出席で大盛況ということもあり、あっという間に時間が過ぎ去りました。会場をご用意いただきましたポートピアホテルの中内先輩はじめ、たくさんの方々の人の輪による動員力を実感しました。久しぶりにお顔を見せていただいた方もおられ、徳丸副会長の最後のご挨拶にありましたが、同窓会の同窓会という言葉が印象的な家族例会でした。

 最後はもちろん、六甲おろしでなく若き血と今泉会員によるエールで閉会となりました。夏の本番が待ち遠しくなる、梅雨の中休みの夜を満喫しました。

6月例会

松野慎治(平15政)

6月16日午後6時30分より、神港ビル7階会議室にて、近畿財務局の冨永哲夫局長をお招きし、6月例会が開催されました。

 まず前半では、日本の最近の経済情勢をGDP、個人消費、企業の生産活動等の面から様々な指数を用いて説明いただきました。日本経済は民間の設備投資や消費等内需の伸びによりゆるやかに回復しており、近畿圏についても個人消費や電子部品業界の生産の伸び等に牽引され、全国と同じく経済はゆるやかに回復していると説明されました。
後半では、景気が回復しつつある今こそ財政健全化の最後の機会であると力説されました。現在の日本の財政状況、特に債務残高はギリシアよりも悪く、このままでは市場からの信任を失いかねない状況であり、今こそ財政を健全化しなければならない時期であると説明されました。

 講演後の質疑応答では、財政再建の手法や、税収増加等色々な質問が相次いでなされ、予定した時間はあっという間に経過していきました。我々個人においても、所属する企業の発展に貢献して少しでも日本経済の成長に寄与し、財政の健全化にも貢献しなければならないと実感しました。

2015年6月号掲載

4月例会

是枝洋介(平6環)

 4月24日午後6時30分より、神港ビル7階会議室にて、関西学院大学の古川靖洋教授をお招きし、4月例会が開催されました。古川先生は、義塾の商学部・商学研究科で経営学を学ばれた後、他大学を経て現在は関西学院大学総合政策学部に所属されています。

 講演のタイトルは「CSRと企業業績」でした。前半では主に、企業はなぜ社会的責任(CSR: Corporate Social Responsibility)を果たさなければならないのかについての解説があり、後半に入ると、CSRと企業業績との関係が話題になりました。

 利潤追求が目的とされる企業がCSRを果たさなければならない理由は何なのか。この点について、企業は社会というトータルシステムのうちの一つのサブシステムと捉えることができ、サブシステムたる企業がトータルシステムたる社会に適応して存続していくためにはその責任(社会的責任)を果たす必要がある、との解説がありました。昨今では、東洋ゴム工業の免震ゴム性能偽装問題等、コンプライアンス違反となる事例が大きく取り沙汰されていますが、企業が存続していくためにはコンプライアンス違反などもってのほかで、環境保全や地域貢献などCSR全般について推進していく時代になっていると考えられます。

 では、CSRを推進すれば企業業績が向上するのでしょうか。このCSRと企業業績との関係については、まだ明確な研究結果が得られていないとのことでした。しかし、古川先生等の研究によれば、CSRを戦略的要因として捉えて積極的に取り組むことによって、短期的にはコスト増となるものの、長期的(若しくは超長期的)には財務業績にプラスとなることが分かってきました。長期の維持発展を目指すのであれば、CSRへの取り組みは企業にとって必須であると言ってもいいのかも知れません。

 上記のとおり企業が社会的責任を果たすべきであることは、多くの人が既に認めているところかも知れませんが、その社会的責任の具体的な中身については意見が分かれるように思われます。古川先生は、「社会的責任の内容は時空によって変化する」と指摘されていましたが、その変化を見誤れば、明後日の方向に進んでいくことになりかねません。時代が多様化するなか、これからの企業には、自己が果たすべき社会的責任として、その時や場所に適したものを設定するセンスが求められることになるのではないでしょうか。

平成27年度定時総会

萩原勇作(平21政)

 5月27日(水)午後6時30分より、神戸ポートピアホテルにて、平成27年度定時総会及び懇親会が開催されました。日も長くなり、温かな陽光差し込む会場で、34名が参加する中、更なる親睦を深めました。

 総会は、規約により堺会長が議長となり、提出された4つの議案は、すべて原案通り承認されました。また、4月1日時点における会員数のご報告があり、前年同時期に比べて5名増加の250名とのことです。

 懇親会は、上島顧問の乾杯の音頭で始まりました。美味しいお料理に、各テーブルでの会話も弾みました。途中、新任幹事を含めた幹事会のご紹介、阪本評議員から読書会のご案内、当日ご出席の顧問の先輩方からご挨拶を頂きました。また、4月に行われた統一地方選挙で見事当選された浦上評議員(神戸市会)、岡会員(兵庫県会)からもご挨拶がありました。徳丸副会長の中締め挨拶の後、今泉幹事の指揮で「若き血」を合唱し、益々の倶楽部の発展を約し合いお開きとなりました。

2015年4月号掲載

新年例会

天竹清裕(平15経)

 1月16日神港ビル7階にて、1月度の例会が開催されました。今回は講師を招いての講義ではなく、立食パーティー形式で行われました。

 普段の例会では、なかなかお話しができない先輩方ともゆっくりお話しさせていただき、また、最近増えてきた若手同士の交流を深めることもできました。
 おいしい料理とお酒をいただきながら楽しく過ごさせていただきました。

3月例会

今泉良太(平10経)

 3月13日(金)午後6時30分より、神戸北野の100年の歴史を持つ名店の中華料理店「東天閣」にて毎年恒例の3月例会が開催されました。

 松尾幹事長の司会のもと、堺会長のご挨拶、和田顧問の乾杯により始まりました。
今年度も、東天閣のオーナーの中神先輩には、多大なるご配慮をいただき、特別なメニューをご用意していただきました。

【伊勢海老付き前菜盛り合わせ】【海鮮入りフカヒレスープ】【揚げ物二種盛り(蝦・鶏)】【海老の二種盛り(チリソース・マヨネーズ)】【スペアリブの炙り焼き】【水餃子】【鳴門金時芋の飴炊き】【季節のプリン(フルーツ添え)】

 途中、新入会の方の挨拶や初参加のオブザーバーの紹介を挟みながら和気あいあいと過ごさせていただきました。本当にどれもこれも大変美味しく、素晴らしい空間の中でお食事を堪能させていただきました。また、今回は50名という大多数の方の参加で大いに盛り上がりました。木村副会長からのご挨拶をいただき、松尾幹事長のエールの下、若き血の合唱でお開きとなりました。
最後になりましたが、中神先輩をはじめ、東天閣の皆様には大変お世話になりありがとうございました。

 また、例会の中で佐井評議員より福澤先生の教訓集[修身要領]の掛け軸を寄贈いただきました。修身要領とは、福澤先生が創刊された日刊新聞「時事新報」の福翁自伝の中で、「私の生涯の中に出来してみたいと思うところは、全国男女の気品を次第々々に高尚に導いて真実文明の名に恥ずかしくないようにすること」と国民の道徳を高める必要性を感じて、弟子や子息に命じて編集させた教訓集です。

2015年1月号掲載

賀詞交換会

鳥巣慶太(平12理工)

 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
1月5日(月)神戸慶應倶楽部ルームにて賀詞交換会が復活しました。その時の模様を写真でご覧ください。とても楽しかったです。また2015年の秋、神戸慶應倶楽部に新しいイベントが誕生する予定です。ご期待ください!

12月クリスマス例会例会レポート

小松原健裕(平13法)

 12月6日(土)18時30分より、北野ガーデンにてクリスマス例会が開催されました(47名出席)。会の冒頭には衆議院選挙直前の多忙な中駆けつけた赤羽さんから国政の報告がありました。その後、堺会長よりご挨拶があり、クリスマス家族例会がスタートしました。

 まずは、宝塚歌劇団理事長の小林公一様と木村副会長の対談が行われました。初心者でも分かる基本的な話から、この場でしか聞けない裏話まで、多くの話題が展開されました。宝塚歌劇は今年100周年を迎え、年間観客数は270万人に達したとのこと。伝統を重んじながらも常に挑戦する宝塚歌劇の魅力を感じ、「来年は鑑賞しよう」と感じる講演会でした。

 その後、浅沼会計監査から乾杯の挨拶があり、北野ガーデンの美味しい食事を味わいながら歓談を楽しみました。谷口先輩(昭49年卒)からの大変美味しいローストビーフとアサヒビール様からビールの提供をして頂きました。会の途中には、ヴァイオリニストの東城彩香様とピアニストの西ヶ谷佳那様の生演奏がありました。クラシックから「アナ雪」まで数多くの曲を演奏していただき、参加者一同が素晴らしい音楽に酔いしれました。

 続いて恒例のオークションが行われました。まずは松尾幹事長がスピーディーに進行し、続いて浦上評議員夫妻の司会のもとオークションは楽しく終了しました。ワイン・ウイスキー・焼酎などのお酒類、ゴルフボールやウェアなどのスポーツグッズ、衣服、高級食器や装飾品など数々の品が競り落とされました。今回の売上は、11万3千円となりました。皆様ありがとうございました。

 

 内容が盛りだくさんの充実した会であり、時間があっと言う間に過ぎていきました。最後に、徳丸副会長の挨拶、そして小池副幹事長と今泉幹事の音頭で「若き血」を斉唱し、散会となりました。

2014関西合同三田会 in 京都 第1部 式典の部

村尾 憲一郎(昭58商)

 去る 11 月 30 日(日)、京都ホテルオークラにおいて、京都慶應倶楽部ホストにより2014関西合同三田会in京都が華々しく開催されました。申し分のない晴天に恵まれ、参加者数も570名以上との発表があり、神戸慶應倶楽部当番の2011関西合同三田会in神戸と相通じる心意気と規模を思い出したのは、私だけではなかったと思います。

 晩秋の美しい古都にちなみ、宴は「紅葉(もみじ)」という風流でグランドデザインされ、京都慶應倶楽部ならではの「おもてなしの心」が隅々まで詰まった美を感じる時間を過ごさせて頂いたことに心より感謝申し上げます。

 第1部の式典は、NHK京都放送局の一橋アナウンサー(塾員)の進行で、正午に始まり13時過ぎまでのプログラムでした。京都慶應倶楽部・西村評議員長の歓迎挨拶、錢高関西合同三田会会長(大阪慶應倶楽部会長)ならびに比企慶應連合三田会会長の祝辞、各方面からの祝電披露と続き、いよいよ清家塾長の記念講演です。

 京都慶應倶楽部への謝辞、慶應義塾評議員の改選期にあたり錢高氏・海瀬氏・千氏へ就任謝辞、理工学部75周年・湘南藤沢キャンパス25周年の報告、レガッタ・アメフト・バレーボール等体育会の活動報告等々盛りだくさんのお話の後、「超成熟社会への貢献」という演題に入りました。スーパーグローバル大学創成支援構想として「実学(サイエンス)によって地球社会の持続可能性を高める」ことを掲げ、(1)人口少子高齢化(2)自然・地政学リスク(3)付加価値創造へ対応するため、研究教育プログラムを(1)長寿(Longevity)(2)安全(Security)(3)創造(Creativity)の文理融合クラスターに集結させて、学際的な研究を行なっていくとのことでした。

 あいにく時間が足らず具体的に何をするのかお聞きできなかったことが残念でしたが、あらゆる構想の土台には福澤理念である独立自尊・半学半教・自我作古があり、いずれ世界大学ランキング(代表的なQSやTHE)で100位以内が不動のものになると社中一同信じてやみません。

2014関西合同三田会 in 京都 第2部 懇親の部

中内 仁(平1商)

 清家塾長のご講演に引き続き、京都慶應倶楽部の皆さんがご準備下さった懇親会に参加しました。

 まずは舞妓さん総勢20名による京都らしい華やかな祇園小唄のオープニングに続き、呈茶席をご用意くださった武者小路千家、千 宗守お家元による歓迎のご挨拶、そして公務多忙のなかを文字通り駆け付けて下さった門川大作市長によるご来賓祝辞を頂きました。そして、京都慶應倶楽部のご長老格の阿部喜兵衛さんによる乾杯で宴はスタートしました。

 社長、総支配人のお二人とも塾OBでいらっしゃる京都ホテルオークラによる着席ディナーコース料理はたいへん手の込んだ心配りのあるお料理でした。京都伏見のお酒での乾杯に始まり、賑やかで楽しい交流がすすみ、宴途中には神戸慶應倶楽部メンバーと清家塾長との記念写真の機会もありました。あっという間の2時間ほどでしたが、最後は恒例の若き血でお開きとなりました。参加されました皆様たいへんお疲れ様でした。そしてきめ細やかなおもてなしをしてくださいました京都慶應倶楽部の皆様に御礼申しあげます。