神戸慶應ジャズクラブ

2004年

世話人:近藤 正

2004年11月号掲載

KKJC(神戸慶應ジャズクラブ)

三木 和歌子(平13文)

10月9日神戸ジャズストリートにあわせ、KKJCとKKK合同で懇親会が開催されました。
場所は北野坂ソネ。旧き良き時代からずっとそこにある老舗のライブハウスです。日が落ちた神戸。コース料理を頂きながらワインを傾け、耳に心地よいジャズを感じ、穏やかに話す。

「ジャズはこう愉しむものだ」と私がずっと思い描いていた時間でした。
若輩者の私ですが、皆様の輪に加えていただき、大人の仲間入りができたようで少し浮かれてしまいました。いつの間にか帰る時間になってしまい、後ろ髪をひかれる思いで店を後にしましたが…あの宴はどこまで続いていたのか気になるところです。次こそは最後まで!

2004年10月号掲載

KKJC(神戸慶應ジャズクラブ)

残暑の厳しかった9月3日から信州姫木平高原(白樺湖の近く)でのKKK(慶應軽音楽鑑賞会・文連)の合宿に合流しました。我がKKJCからは、井上・浅沼・近藤夫妻など10名が参加し、涼しい高原のペンションでジャズの生演奏を心行くまで楽しみました。

ミュージシャンは、塾の大先輩鍋島直昶さんはじめ関西の一流プレイヤーが集まり、名演奏をしてくれました。東京からは、小川理子ちゃん(理工卒)も駆けつけてくれ、ピアノとボーカルで花を添えました。都会の喧騒から逃れ、昼はゴルフや散策、夜はワインを片手に、生演奏を聞くという至福の3日間でした。

KKJCではこんなこともしていますので、どうか、ジャズのお好きな方はご連絡ください。
(記事:近藤 正)

2004年7月号掲載

KKJC(神戸慶應ジャズクラブ)

前田 剛資(昭39工)

日本のジャズ発祥地、神戸で開かれたボーカルコンテストで優勝した"Yoshika"(北浪良佳さん)を聴きに22日、急遽ライブハウス「ソネ」に集合。

彼女は大阪音大でオペラを専攻後、5年前からジャズを始めた由。新人ながら個性があり、ルックスも良く今後の活躍が楽しみなジャズシンガーです。この日の神戸新聞朝刊の「ひとサロン」というコラムに写真入りで紹介されたこともあり、彼女の「追っかけオジサン」も詰めかけステージはたいそう盛況でした。

我々KKJCはジャズ好きの早稲田OBと一緒にステージサイドに陣取り大いに盛り上がりました。この中には"Yoshika"さんの友人で慶應出身の團 裕子さんも参加してくれました。團さんは神戸でOLをしながら、ジャズボーカルを師事し勉強中。声のすばらしい、これからが楽しみなジャズボーカリストです。ライブハウスのステージでも歌っています。皆さん応援をよろしく。

2004年6月号掲載

KKJC(神戸慶應ジャズクラブ)

横田 洋子(昭 49 文)

薄暮の中、閑静な住宅街を歩いていくと、ガラス張りの瀟洒なお店が。西宮市老松町にある「バールエルジャン」に於いて、4月30日(金)「慶応ジャズの会」が開催されました。

出演は特別出演の小川理子さんをはじめ、中西直行さん(39年卒)ビブラフォン、中西貞行さん(39年卒)テナーサックス、吉田碩さん(39年卒)アルトサックス、宮本節夫さん(39年卒)クラリネット、他ベース、ドラム。39年卒業の方々や、西宮・芦屋近辺にお住まいの方々など総勢約60名の輪に、わがKKJCも加わり、ジャズと美味しいお料理を楽しみました。

3月例会の三宮「SONE」では古谷充クヮルテット、4月例会は慶応ジャズ・・幹事さんのお蔭で様々なジャズを毎月楽しんでいます。今回は慶応ジャズという事で「慶應讃歌」あり、また「六甲おろし」や飛び入りの歌歓迎といった趣向で、春の宵が瞬く間に過ぎていきました。皆さまもご一緒にスイングなさいませんか?

2004年5月号掲載

KKJC(神戸慶應ジャズクラブ)

垣屋 高文(昭39経)

私がジャズを聴き始めたのは、塾高1年の頃である。NHKのアナウンサーをしている明石勇君達と毎日渋谷のジャズ喫茶「DUET」で、コーヒー1杯で3時間位粘っていたものだ。大学に入ってからはKKK(慶応軽音楽鑑賞会)でジャズに熱中した。

そんな私が関西に来たのは、震災の翌年の平成8年。それ以来単身赴任の身軽さもあり、毎週ジャズバーやライブハウスを聴き歩いている。特に神戸のお店にはよく行っている。神戸は日本のジャズ発祥の地だけあって、店も多いし、ジャズの好きな客も多い。中でも「ソネ」にはよく行く。ボーカルを必ず入れて、わかり易いジャズに徹し、食事も結構美味しいのが受けてる訳か。特に値段が安く、ビール1杯で何時間粘っても1,650円ですむ。私も東京、ニューヨーク、ヨ―ロッパのライブハウスは何軒も行ったが、こんな安い店はない。東京だと4千円はするし、ニューヨークの安い店でも20ドルはする。

3月18日この「ソネ」でKKJCの例会を開いた。演奏は古谷充カルテット。古谷は渡辺貞夫と並ぶ我国アルトサックスの名プレーヤーで、学生の頃東京で古谷充と渡辺貞夫のバトルを聴いたことがある。先輩が「古谷の方がうまいな」と言っていたのを憶えている。

当日は、ジャズのスタンダードを中心に演奏し、各ステージ後半2曲はこれも彼の得意なボーカルだった。我々は、コース料理に舌鼓を打ちながら、最高の演奏に手を打って楽しみ夜の更けるのを忘れていた。

当日出席者(卒年順)前田剛資・近藤正・垣屋高文・藤田也寸志・樫根みづえ・山崎えみ・横田洋子

2004年3月号掲載

KKJC(神戸慶應ジャズクラブ)

近藤 正(昭39商)

2月13日(金)に「通天閣のグルメジャズツアー」と銘打って 例会を行いました。
夕方6時大阪地下鉄恵比須町駅に集合して、最初に目指したのは、通天閣の真下にあるジャズ・バー「BABY」でした。この店は創業50年の老舗でマスターが一人で営業しており、一見さんはお断りとのこと。この日は、約3000のCD・レコードの中から、アニタ・オディのボーカルが流れていました。マスターの自作の真空管式CDプレイヤー・メインアンプとアルティックのスピーカーは、さすがにすばらしい音でした。

お腹の空いたところで、近くのグリル梵(ボン)から出前したタン・シチューは絶品でした。3日間煮込んだ1日30食の限定品で、浪速のロッキーこと赤井英和が紹介してからは、押すな押すなの盛況なのだそうです。

「BABY」を出て、道頓堀を見下ろすビルの一角にあるジャズ・バー「音々」(ネネ)に梯子しました。店内に入ると壁にでっかい星条旗が貼ってあり、いかにもジャズを楽しむ雰囲気にさせてくれました。美人ママの京子ちゃんは、セミプロのジャズ・シンガーで、近々コンサートを開くとのことでした。

今回は2軒のジャズ・バーをまわり大いにジャズを堪能しましたが、おかげで当日が13日の金曜日ということを忘れるほ楽しい一夜でした。

次回は、日本のジャズ発祥の地神戸で大いにスイングしようと思っております。
(3月18日 木 18:30~ 神戸 北野坂 ライブハウス 「ソネ」)
KKJC(Kobe Keio Jazz Club)は、現在13名(うち女性5名)のメンバーでジャズを楽しんでおります。メールで情報交換しながら、ライブハウスなどで例会をしております。ジャズのお好きな方の入会をお待ちしております。