神戸慶應ジャズクラブ

2005年

世話人:近藤 正

2005年12月号掲載

≪4大学ジャズコンサート≫

世話人:近藤 正

秋も深まる11月20日、東灘の平生記念セミナーハウスで「4Kサンデーアフタヌーンジャズ」と銘うってコンサートが開かれた。頭文字Kの甲南・関学・神戸女学院とわが慶應の4大学出身のジャズメンが競演するというので、メンバー数名で応援に駆けつけた。

関西ジャズ界で有名な宮本直介・原田紀子さんなども登場して各大学の熱演が繰り広げられた。

わが塾は鍋島直昶大先輩を頭に小川理子・團裕子さんなど出演したが、鍋島さんのビブラホーン師弟対決や理子ちゃんのストライドピアノの独演はすばらしく、満場の拍手喝さいを浴びた。ランク付けこそしなかったが、慶應の圧倒的勝利であったことは間違いないと思う。(これはひいき目かな・・・?)

最後は4大学入り乱れてのジャムセッションで約4時間の幕を閉じたが、とても楽しい半日だった。

ジャズのお好きな方ご連絡ください。

2005年11月号掲載

KKJC

藤田 也寸志(昭50商)

 10月6日の土曜日、朝から雨模様だったが神戸の会員だけでなく、大阪や福井、広島からも参加者があり総勢20名が三宮に集合。
ニューオーリンズの救済募金も済ませて、11時のパレード開始と共に私達もバンドのメンバーといっしょに北野坂を上った。

ジャズストリートには今まで何回か行ったことがあるが、その言葉の由来までは今まで知らなかった。ニューヨークのジャズクラブの多い52丁目、「52nd Street」にあやかって付けたということを今回教わった。

北野のにしむらで昼食を済ませて、いよいよ行動開始だ。17会場もあってそれぞれ名手が待っているので、どこに行こうか迷ってしまう。

先ずは、バプテスト教会に小川理子さんを聴きにいくことにした。ハイタイムローラーズというデキシーランドのメンバーとの競演でノリの良いピアノを聴かせてくれた。教会でジャズというのは初めてだが、昼間に聴くと教会の厳かさと溶け合って結構いい雰囲気である。

次に、鍋島先輩のミッドナイトサンへ行った。ここは少し狭いがそれだけに目の前のプレーヤーの呼吸が伝わってくる。鍋島さんのカルテットに飛び入りで参加した東京の鈴木直樹氏には感動ものであった。テナーサックス、アルトサックス、クラリネットを代わる代わる演奏するテクと曲の合間のスピーチが場を盛り上げる。終わってからも女性陣から握手やサイン攻めに合っていた。今後もぜひマークしたい奏者だ。

 夜はソネで会食をしながら、ジャムセッションを味わった。昼間の仕事を終えたプロのプレーヤー達が次々に集まって来て、一杯飲んで一息ついてから、思い思いに名演を聴かせてくれる。これには店内が一体となってノリまくった。
やはり夜のジャムセッションはジャズの醍醐味である。私達も美酒とジャズをたっぷり堪能して家路についた。

来年もぜひ参加したいものだ。

2005年10月号掲載

姫木平・真夏の夜のジャズ

浅沼 清之(昭36経)

残暑厳しい、8月26日(金)から、信州姫木平高原のベンション「森の音楽家」に2泊し、KKK(慶應軽音楽鑑賞会・文連)OB会主催の、ジャズライブ合宿に合流して参りました。KKJCからは、浅沼、黒田、前田各夫妻と近藤世話人の7人が参加し、涼しい高原のペンションで、2日間にわたる夜のジャズライブを心行くまで楽しみました。ミュージシャンは、塾の大先輩 鍋島さんや、理工卒のストライドピアノ第一人者小川理子さんが、他のミュージシャンと共に、ジャズの楽しさを堪能させてくれました。

昼間は、40 人近い参加者が、ゴルフ組と観光組にわかれ、ゴルフ組には小川理子さんも参加、一年ぶりのゴルフとはいえ、敢闘賞を獲得しました。因みに、ベスグロは、当倶楽部の黒田さんでした。観光組は、信州に居を構える、塾の先輩の案内で、白樺湖周辺のドライブや、湿原の散策、美味しい蕎麦、そして温泉に浸かって、ゆったりとした一日を楽しみました。ペンションに戻ると、夕方から、全員がコンサートホールに集まり、ワインや水割りを片手に、ジャズライブを聴く、という至福の旅となりました。

毎年夏のイベントとして企画されますので、ジャズファンの皆様は、是非、近藤世話人にご連絡下さい。

鍋島先輩の傘寿記念コンサート

近藤 正(昭39商)

9月24日ノボテル甲子園にて、塾の大先輩鍋島直昶氏の傘寿(80歳)をお祝いする記念コンサートがあり、メンバー有志で行ってきました。

日本有数のヴィブラホーン奏者であることはもとより、後進の指導等もされており、多くのミュージシァンが勢揃いしました。特に、親友の東京から駆けつけた北村英治氏(塾卒 クラリネット奏者)との競演は見事でした。

食事をしながら、手拍子とったりして楽しくスイングしたひとときでした。

2005年9月号掲載

理子ちゃん大いに弾き歌う!

近藤 正(昭39商)

暑い最中の7月31日の午後、久しぶりに小川理子ちゃん(昭61理工)が西宮に来るというので、メンバー10名で日本盛「煉瓦館」へ聞きに行きました。

毎年恒例のライブで好評に付き、お客さんも多く、我々は2時間前に行き、かぶりつきの席に陣取りました。

木村陽一さん率いる「ヨー・キムラ・トリオ」の軽快なリズムに乗って、理子ちゃんはアメリカン・クラッシック・ジャズ(Over the rainbowなど)を弾いて歌って大いに楽しませてくれました。

終了後の懇親会にも理子ちゃんが来てくれて、みんなで大いにジャズ談義に花を咲かせました。クリスマスにも同じ趣向で開催されるので、再会を約して散会しました。

2005年7月号掲載

KKJC

黒田 豊夫(昭37政)

6月6日(月)の夜、神戸慶應ジャズクラブのアイドル團 裕子さんの楽しい、豪華なお誕生会が開かれました。
お馴染みの鍋島直昶先輩のライブハウス「ミッドナイトサン」にメンバー17人が集いました。まず、お祝いのケーキにローソクが灯され、鍋島先輩やプロのミュージシャンによる「ハッピーバースデー」の演奏と大合唱のあと、團さん自身によりローソクが吹き消され、それから楽しいライブ&パーティが始まりました。

まず、プロのボーカリストによりセッションが始まり、続いて本日の主役團 裕子さんによるボーカルが披露されました。
「オールオブミー」など、甘い、素晴らしい歌声でみんなうっとり。大感激でした。

当日はセッションデーだったので、お友達の男性や女性のボーカリストの皆さんが得意の曲を披露され、又、メンバーの吉田さんがサックスで飛び入り参加されるなど、すごく楽しい雰囲気に満たされました。プロのミュージシャンの方々も続々集まって来られ、それぞれのパフォーマンスで後半もすごい盛り上がりを見せました。

團 裕子さんの可愛らしい、素直な人柄が皆に愛され、このような楽しいお誕生会になったのだと本当に嬉しく、そして楽しい気持になりました。團さんが今後もお元気で、素晴らしいボーカリストとしてご活躍されるようお祈りしています。

2005年5月号掲載

KKJC

堀 友子(昭43商)

4月21日(木)大阪梅田のニューサントリー5でジャジーな夕べにスウィングして来ました。
世話人近藤会員の塾高からの友人、中西直行氏(ビブラフォン)と吉田碩氏(サキソフォン)率いる「真悠子・もも&フレンズ」、ちょっとけったいなグループ名ですが、真悠子・ももはプロで、橋本真悠子さんはビブラフォン奏者の鍋島直昶氏(塾の先輩)の愛弟子です。

KKJCの面々(近藤・垣屋・樫根・横田・堀)大いに飲み盛り上がる中、2ステージ目には、準メンバーの神戸倶楽部でもお馴染み團 裕子さんがゲストシンガーとして腕(声?)を上げて登場、塾員で満席の店内を酔わせてくれました。

2005年新年号掲載

KKJC

藤田 也寸志(昭50商)

12月10日(金)の夕暮れ、三宮の北野坂を上がった「ミッドナイトサン」でKKJCとKKK(慶應軽音楽鑑賞会)の合同忘年会が行われた。ここは、鍋島先輩(S26卒)の店である。広島からわざわざ飛び入りで参加された方も含めて、総勢25名の貸切となった。

最初に、鍋島先輩の紹介から始まったのだが、まずは年齢を聞いてびっくり!毎日、何回かのステージをこなされ、休みの日にはゴルフを楽しまれ、そのしっかりした立ち居振舞いからは、とても78歳とは思えない矍鑠ぶり。
次に、出身を聞いて更にびっくり! なんと幕末の薩長土肥の肥前鍋島候の末裔で、ご祖父の代までは貴族院議員を勤められていたという血筋の良さ。

乾杯も終わり、さあ演奏開始。心地よいビブラフォンの音色に耳を傾けながら、出てきた料理がこれまたびっくり!三段のお重でまるでミニおせち。淡路屋さんのご協力ということで、寺本先輩(S46商)のご好意にはいつも感謝します。

酒・料理・音楽、あとは・・と思っていると、そこへ美女二人が登場。会員の中から、宮本様(S39経)奥様と團裕子さん(H法卒)が飛び入りで4曲ずつ歌って下さったのだ。ところがこれがまた「上手い!」とても主婦やOLをしながらの片手間のレベルではない。お二人の感性の素晴らしさに全員が敬意を表したのでした。JAZZを通して全員が一体となった楽しい宴もいよいよお時間。

フィナーレは鍋島先輩のピアノ演奏による、JAZZ調「若き血」を皆で合唱して名残惜しくも解散となった。
<予告>来年1月22日「理子ちゃんを聞く新年会」開催予定:芦屋レフトアローン
お問合せは、近藤世話人まで