神戸慶應ジャズクラブ

2010年

世話人:近藤 正

2010年11月号掲載

≪♪第29回 神戸ジャズストリート♪≫

KKJC 近藤 正

今年も10月9日~10日の2日間恒例の神戸ジャズストリートが開催された。小粋な北野坂周辺の11会場で繰り広げられる一流ミュージシアンによるナマの演奏と歌は、ジャズ発祥の地である神戸にぴったりのイベントだ。

初日に行われる三宮からのパレードに、毎年KKJCのメンバーで参加しているが、本年は所用でとりやめた。しかし、2日目は秋晴れの好天に誘われて、友人とでかけたが、どの会場もジャズファンで大入りの盛況だった。特に、神戸外国倶楽部での北村英治(クラリネット)と秋満義孝(ピアノ)の競演は見事だった。

「ジャズのお好きな方は、一緒に楽しみましょう!」

世話人:近藤 正

2010年9月号掲載

≪「サンセット77」記念ライブに寄せて≫

KKJC 近藤 正

3年程前にKKJCの一部のメンバーを含めた塾出身によるジャズバンドが結成されました。当時は、主なメンバーの年齢が66歳だったことから、バンド名を「ルート66」としておりましたが、年を重ねる毎にメンバーも増え、今では 「サンセット77」と名前を変え、日頃から演奏活動を楽しんでいます。

去る7月25日の昼下がりに、三宮の「グレートブルー」で記念ライブがありました。メンバーは熟年組に若い女性も加わり、サンセットどころか、陽が昇る如くの勢いのあるすばらしい演奏と歌の数々でした。毎月練習を重ねているとのことで、ますます磨きがかかるものと期待しています。

<サンセット77 メンバー>

一宮弘忠(リーダーTP S39) 吉田碩(AS S39) 宮本節夫(CL S39) 
宮本美代子(Vo) 長田庄太郎(TP S39)辻秀治郎(TP) 垣屋高文(TS S39) 永山克彦(DM S50)
片岡紀夫(TB S) 小山田多江(AS)

★秋のジャズツアーのお誘い

KKJCでは、毎年秋にゴルフと観光を兼ねた1泊ジャズツアーを開催しています。本年も塾大先輩 鍋島直昶さん(ビブラフォン)と美貌の才媛 小川理子さん(ピアノ・ボーカル)を招いて、浜松の夜を楽しみたいと思います。翌日は、ゴルフまたは観光を予定しております。神戸慶應倶楽部からは、浅沼・清水・杉本ご夫妻、塩谷・若杉・芦原さんなどがご参加されます

スケジュール 11月27日(土) 
午後浜松に集合して、夜ライブ鑑賞
浜松グランドホテル泊
11月28日(日)
ゴルフまたは観光 夕方浜松解散
費用 25000円程度(2食付宿泊代・ライブ費・飲み代込み)
翌日のゴルフ、観光代は別です。
参加ご希望の方は、9月10日(金)までに近藤までご連絡ください。

世話人:近藤 正

2010年4月号掲載

≪ヨーキムラトリオ アメリカンクラシックジャズコンサート≫

清水 英文(昭37法)

春を迎えるように3月7日、恒例の「ヨー・キムラ・トリオ」が神戸酒心館ホールにやって来ました。

ご承知の通り、このトリオは木村陽一さん(ドラムス、ヴォーカル)、小川理子さん(ピアノ、ヴォーカル)、石田信雄さん(ベース)のメンバーで1993年に結成され、2000~2002年のアメリカ演奏旅行で大好評を博し、2003年フロリダジャズフェスティバル出演を記念して6枚目のCDをリリース、以来、国内外にて大活躍中であります。そしてリーダーの木村陽一さんは早稲田大学を卒業され、パナソニック勤務時代には小川理子さんの上司であり、又良き理解者でもありました。とりわけこのトリオは、1900年代初めから1940年代のアメリカンクラシックジャズを得意とし、会場の酒心館の「木造ホール」は、クラシックジャズを楽しむにはピッタリの雰囲気でもあり、「古き良き時代」のナンバーを、酒蔵ならではの「利き酒」を味わいながら、満員の会場が大いに盛り上がり、素晴らしいコンサートとなりました。

コンサート終了後、恒例の「KKJC懇親会」が、「さかばやし」に於いて、小川理子さんを囲み21名のメンバー参加のもとで開催されました。その席上、彼女より4月にご結婚されるとの嬉しく、そしてお目出度い発表があり、出席者全員で一足早い春満開の懇親会を満喫することができました。心よりお祝いしたいと存じます。

いろいろ活動しておりますので、ジャズがお好きで入会ご希望の方は近藤までご連絡ください。(会費は不用です。)

世話人:近藤 正

2010年新年号掲載

♪KKJCジャズ忘年会♪

藤田 也寸志(昭50商)


KKJCのジャズ忘年会が12月12日(土)に行われました。

いつもは三宮なのですが、今年は趣向を変えて堂島の福澤諭吉誕生の地である、慶應中ノ島キャンパスの下のJAZZレストラン「RED&BLUE」に総勢55名集合しました。とてもお洒落なセンスの良い店でした。

最初に近藤世話人の挨拶に続き、本年9月に惜しくも亡くなられた盟友堀友子さんの追悼を込めて、全員で黙祷を捧げました。

その後、堀さんのご主人がご挨拶の中で、「趣味は飛行機のプラモデルを作ることです」と、大きな立派な飛行機の模型を見せていただきました。
これは、戦争末期に川西航空機で製造された高性能な戦闘機だそうで、もっと早く開発できていればと仰いました。

すると、鍋島先輩が「海軍に従軍している時に、最後に乗った飛行機がまさにこれです」と懐かしげに言われたので、堀さんが記念にということで鍋島さんにプレゼントされました。鍋島さんは若くして南方に散って行った戦友達を思い出されたのか、目頭を押えながら受け取られていました。

さて、堀切先輩の乾杯の後、いよいよJAZZタイムに突入です。

プレイヤーは、鍋島直昶さん(Vib)、小川理子さん(Pf&VO)、澤崎至さん(D)、江邊浩二さん(B)この方は塾出身者ではないのですが応援に駆けつけてくれました。
大場知之さん(昭46政、JAZZボーカリスト)の絶妙な司会と素晴らしい演奏を6曲聴いたところで第一部が終了しました。

第二部は皆さんが飛び入りで参加されました。

垣屋高文さん、宮本美代子さん(宮本節夫さんの奥様)、澤崎さんが唄われ、永山克彦さんがプロ顔負けのドラムの腕を披露してくれて、場の盛り上がりも最高潮になって、ラストは堀友子さんの好きだった「On the Sunny Side Of the Street」を全員で歌って散会しました。

“場所よし”、“人よし”、“演奏よし”、ときたら「気分よし」になるのは当然で、充実感たっぷりの一日でした。

世話人:近藤 正