神戸慶應ジャズクラブ

2012年

世話人:近藤 正

2012年9月号掲載

♪メンバー近況報告と今後の活動♪

残暑厳しき折皆さまにおかれましては如何お過ごしでしょうか?特に女性陣が活躍したロンドンオリンピックも終わり、また、夏の高校野球も大阪桐蔭の春夏2連覇と関西勢の活躍が目立った今年の夏でしたが、我々KKJCとしては特にイベントスケジュールは無く、会員のライブに参加したり、それぞれお好きなメンバーが出るライブを見に行ったり、オリンピック観戦で睡眠不足になりながらビールを飲みに出かけたり、という夏だったように思われます。

その中でも皆さまにご紹介したいのは、私と樫根さん宮本さん永山さん他のメンバーが参加した、ハーバード大学現役大学生のジャズアカペラグループのコンサートはなかなか素晴らしいものでした。このグループは2年に一度海外コンサートを行っており、17カ国での演奏活動を終えてから大阪でコンサートを行いましたが、とても大学生とは思えないハーモニーとスィング感は、流石本場のジャズを思わせるものでした。司会者からのインタビューで練習はいつどの位やるのかという質問に対して、大学の講義終了後自宅に帰り予習復習を行ってから、毎日夜集合して練習をしているとのこと、日本の大学生とは違うなと感じた次第でした。
さて、話は変わりますが、KKJCの秋から年末までのスケジュールが決まりましたので、ご紹介いたします。

1.【慶應の大先輩で現役最高齢(86歳)のビブラフォンプレーヤー、鍋島直昶さんを囲む会】
日時 10月6日(土) 18時~
場所 ソネ(北野坂のジャズライブハウス)
料金 1500円+飲食代は別途

2.【KKJCジャズ忘年会】
日時 12月16日(日) 18時または18時30分~(検討中)
場所 神戸ベイシェラトンホテル1F
スポーツパブ「アリーナ」
料金 10,000円(ライブ、食事、
フリードリンク)
メンバー 鍋島直昶さん(vib)小川理子さん(pf&vo)嶋中潤さん(b)の塾員メンバーと関西屈指のトランペットプレーヤーの田中洋一さん(tp)と若手の橋本現輝さん(dr)を加えた豪華メンバーで素晴らしいジャズの演奏を行います。
また、会員の中でジャズボーカルを行っているメンバーにも参加いただき、リラックスした会にしようと思っております。

以上、年末までのイベントをご紹介しましたが、もし神戸慶應倶楽部の皆さまで参加ご希望の方がいらっしゃいましたら、私の方へご連絡いただければと思いますので、宜しくお願い致します。

2012年6月号掲載

♪KKJC台湾ジャズツアー♪

樫根みづえ(昭41政)

月30日から4月2日まで、KKJC世話役の大場知之さん(昭46政)を幹事として、浅沼 清之先輩(昭36経)団長の下、総勢29名で「台湾ジャズツアー」に行ってきた。

【一日目】は圓山大飯店にて台湾三田会との交流会とライブが行われたが、在留邦人の塾員以上に台湾から留学され現在各界で活躍されている台湾人の塾員が多いのに驚かされた。 辜副会長のご挨拶、浅沼団長の謝辞と続き、モンゴリアン・バーベキューのビュッフェパーティーが始まり、お酒と料理をおいしく味わいながら和やかに歓談の時を過ごした。お楽しみ第2弾は塾の大先輩でビブラフォン奏者の鍋島直昶さん、ストライドピアノの第一人者で塾員の小川理子さん、ボーカルの大場知之さん、宮本美代子さん等によるミニライブ。ストライドピアノで歯切れよく「世界に一つだけの花」からスタート。スタンダードナンバーが次々に演奏され、「On The Sunny Side Of The Street」で盛り上がりフィナーレとなった。

【二日目】は戦死した軍人の英霊を祀っている忠烈祠の衛兵交代式を見学。衛兵は軍のエリート達で、動作の一つ一つに張り詰めた緊張感、厳粛な様子が伝わってきた。次はお待ちかねの故宮博物院。かの有名な「翠玉白菜」「焼豚」をはじめ精緻な造りの工芸品の数々に堪能した。必ずまた訪れたいと思った。午後は現地ミュージシャンとライブハウス“Swing”でのジャズライブ。「Smile」、「Tea For Two」など名曲の数々に酔いしれて、最後は「What A Wonderful World」で大いに盛り上がった。夜の部は台湾政治大学院で特別講義を行っている、池井優法学部名誉教授による講演会。先生は学生野球、大リーグに関する著作も多い方だが、本日はご専門の「中国政治」で、演題は「日本と台湾一苦渋の選択」。中国・台湾・日本の関係を時にはユーモアを交えて平易に講演していただき、“目から鱗”の名講演だった。講演後のフルコース潮州料理は豪華かつ美味に全員大満足。

【三日目】は九フンという「千と千尋の神隠し」の舞台となった観光地に行った。坂と石段の続くレトロな街並み、坂の上のレストランからの眺めは、タイムスリップしたような郷愁にかられた。午後は広大な中世記念堂を見学した後、茶芸館で作法に則り中国茶をいただいたが、日本の茶道との違いも興味深く感じた。夜の海鮮料理は素晴らしく、ツアー最後の夜に相応しい大宴会となった。

【最終日】。チェックアウト後に向った先は世界有数の高層ビル「台北101ビル」の89階、高さ508mの展望台。世界最速のエレベーターに乗り、たった39秒で展望台に到着した。台北の街並み、付近の山々、遠方の海などが一望でき、とても感激した。ランチはアツアツの小籠包をいただいた後、名残を惜しみつつ空港へ向かい、台湾に別れを告げた。

3泊4日の短いスケジュールにもかかわらず、内容の濃い実に充実した4日間で、とても楽しく、いい思い出ができた。これもひとえに私達を温かく迎えてくださった台湾三田会の方々、ガイドさん、親日の台湾の方々、それに加えて、まとめ役の幹事の大場さんのお蔭だと思っている。

皆様に謝謝! 多謝 !

次回の「海外ジャズツアー」が今から待ち遠しい。

2012年4月号掲載

♪KKJC活動報告♪

大場 知之(昭46政)

暑さ寒さも彼岸までといいますが、我々KKJCではさらに暖かい気候を求めて、3月末から出発する台湾ジャズツアーの準備の真っ最中です。今回のツアーの目的はジャズを通じて台湾三田会との交流会を行ったり、ライブハウスを借り切って台湾のミュージシャンとのジャムセッションを楽しむことですが、それに加えて、この時期台湾の政治大学大学院で特別講義を行っている、池井優法学部名誉教授に講演をして頂くことになり、誠に盛りだくさんのツアーとなりました。勿論、台湾ですから毎日美味しい料理を食して、体重が増えて帰ってくることは間違いないでしょう。塾の大先輩でビブラフォン奏者としてご活躍中の鍋島直昶さんと、ストライドピアノの第一人者で塾員の小川理子さんにも参加いただき、KKJC会員を中心に総勢29名で台湾旅行を楽しんでこようと思っております。
さて、4月にはお薦めのライブが有りますので以下ご紹介いたします。

1.毎年恒例の酒と桜の日々、鍋島直昶さんが参加するゴールデンシニアトリオのライブです。
日時 4月7日(土)14時開演
会場 西宮市プレラホール
阪急西宮北口下車南側3分
西宮市高松町4-8プレラ西宮5F
前売り券 3,000円(当日券は300円増し、1ドリンクサービスあり)

2.小川理子さんが参加する、ヨーキムラトリオ、アメリカンクラシックジャズのご案内です。
日時 4月29日(日)
開場14時30分  開演15時
会場 神戸酒心館ホール
神戸市東灘区御影塚町1-8-17
078-841-1121
料金 3,500円(きき酒付き)

以上のライブにはKKJCの会員も参加しますので、ご興味がある方は直接会場に問合せ頂くか、又は大場までご連絡いただければチケットは手配いたします。

2012年新年号掲載

♪今年のKKJCは・・・♪

大場 知之(昭46政)

新年明けましておめでとうございます。

昨年のKKJC活動は、あの“なでしこジャパン”で一躍有名になった、湯郷温泉の和モダンなお宿“かつらぎ”で行われたジャズライブと翌日の観光(閑谷学校見学と備前焼窯元見学)をもって、1年間の活動を終了させていただきました。

ビブラフォン奏者で現役最高齢(85歳)のジャズプレーヤー、鍋島直昶先輩。公私ともに多忙な小川理子さん(塾員)にも参加いただき、素晴らしくまた楽しいジャズライブを皆さま満喫されたのではないでしょうか。

さて、今年度も色々なイベントを企画しようと思っております。毎年恒例になっている各種ライブへの参画。KKJCオリジナルのライブの企画。3月末に行われる台湾ジャズツアーの企画等々、ジャズを中心に皆様に楽しんで頂けるようなテーマで会を進めていきたいと思いますので、今年度もどうぞ宜しくお願い致します。