月例会

2005年

2005年12月号掲載

≪関西合同三田会開催≫ 記念講演」「安西塾長の講演」レポート

王鞍 延子(平4文・12経)

先ず、塾長は、城崎の西村屋さんという由緒ある塾員のホテルで、関西三田会の方々のお世話で、このような盛大な関西合同三田会が開催されたことに胸に迫り来る感動が湧いてきて、参加させていただいた事を心から感謝しますと述べられました。
次ぎに、大学の現況について、(1)法科大学院の学生のレベルが高いこと (2)湘南キャンパスにおいて、健康、医療、スポーツの面からマネージメントができる大学院レベルの人材を育成しようとしていること (3)世界の主要大学、特に中国、アジアとの学生間の交流を深めているということでした。

それから、歴史の重みという点から、創立150年ということは日本の近代化、そして戦後60年の歴史そのものである。創立50年には、三田図書館、100年には、日吉記念館などを建てて、後輩の学生達の為の教育に力を入れてきている。

創立150年において、慶應義塾大学は、社会に対して何をすべきかと考えた時、まず国際社会において、リーダーシップをとれる人材を育成するということ、国際社会の変化に対応して、日本が日本の役割を考えて、行動していける人材を育成すること。そして国内の少子高齢化時代において地域間、世代間の軋轢を超えて協力していけるリーダーを育成する使命がある。そのためには、創立150年の記念事業をこれからの後輩達に向け、教育の曲がり角といわれている日本の新しい教育のモデルを提示していきたい。

具体的には、日吉に国際的マネージメントやシステム設計の研究、三田にアジアとの関係の学部創設、また小中高を作る構想、古くなった校舎の建替えなどの目標を述べられました。
そして最後に、2008年11月の創立150周年を皆様とともにお祝いできるように健康に気をつけましょうと締めくくられました。
以上簡単にまとめました。私は、昨年そして今年も塾長さんのお話に感動し、多くの方々とこんな素晴らしい場におられることをとても嬉しく思いました。

懇親会レポート

 秋真っ盛りに、各地から貸切バス、JR、自家用車で遠路集結した塾員や家族総勢270余名。大広間二つを使っての大懇親会の始まり。
芦屋三田会辰馬会長ご提供のお神酒で賑々しく鏡開き、さていよいよ開宴となる。
城崎といえばなんと言っても冬の味覚[カニ]。
但馬三田会西村 肇会長の太っ腹を物語るような豪華カニづくし!・・・解禁直後のカニにひたすら取り組む参加者。

 新鮮なカニを本場で堪能した面々は、和やかに他倶楽部の仲間と親睦を深めた。

 お腹も程よく満たされ座が盛り上がる中、会も終盤に入り、[若き血]の大熱唱となる。応援指導部ならぬ素人リーダーの松尾茂生幹事(昭60商)の奮闘で、座敷狭しと全員が声張り上げ、一層の社中の絆を再確認した大いに意義のある一日であった。(記:堀 友子)

秋の但馬路バスツアー

玉田 和子(昭46文)

宿泊組は、総勢27名。温泉で一風呂浴びたり、朝市で地元の特産物をお土産に買い込んだりした後、7時朝食。品数豊富な和洋のメニューからお腹いっぱいいただき、大満足で朝食を終え、バスに乗り込む。青戸さんのお見送りを受けて、バスはほのかに朝靄に包まれた西村屋ホテル招月庭を、8時前出発。

柳並木の川沿いを走る。車窓から眼下に川を眺めつつ、電車にはねられ怪我の養生のため、かってこの地に逗留した志賀直哉に思いを馳せる。彼は、ここで首に串を刺した鼠を見、偶然投げた石でいもりを殺し、「生と死は両極ではなく、それほど差がない」という心境になったのだなあと感慨にふける。最近では『城崎にて』が学校の授業で取り上げられる事はほとんどない。

 香住に向かうバスの中で五代会長から、3人の後輩と前日から泊まり込みで準備に当たっていた塚本明久君(平9総)が三田会が終わった途端、抱きついて泣き出したので、ご苦労の礼を言いながら背中を抱いてやった事を温かく披露され、皆感動で胸を熱くする。

 新バイバスができたお陰で大乗寺には9時前に到着。大乗寺は、別称応挙寺とも呼ばれる。勾配急な階段を上りきると、左右に樹齢五百年の欅、樹齢千年の楠が我々を迎えてくれる。早朝にもかかわらず、会長の友人である長谷部住職が直々に寺内をご案内くださり、円山応挙とその一門の弟子たちが8年の歳月を費やして描き上げ、13の部屋が全体として一つの壮大な宗教空間を体感させる見事な障壁画と襖絵の数々を懇切丁寧にご解説いただく。その上、一般人が入ることを許されない仏間にまでお通しいただき、感激しつつ本尊の十一面観音を拝観する。

記念撮影後、もう暫く留まりたい心を残して、10時過ぎ次の目的地出石へ。
かすかに紅葉した秋の但馬路は、刈り取られた稲田がさながら薄緑の絨毯を敷き詰めたようで、美しい。

出石には11時到着。城跡を散策したり、名物の皿蕎麦を食べたり、土産物を買ったり、円座になって黒豆アイスを立ち食いしたりと修学旅行気分で楽しい一時を過ごす。

 1時に出石を出発するが、ここからバスの中はミニ宴会場。ビンゴゲームが始まり、1回目は田嶋さんが真珠のピンブローチを、2回目は堀さんが折り畳み傘を獲得される。
続いてカラオケの開始。裕次郎の歌を皮切りに 「時代遅れ」「群青」「君がすべて」等々味わい深い歌が車内に流れ続け、神戸帰着直前までほぼ全員が歌い続けた。本当に楽しく心温まる関西合同三田会、ミニバスツァーだった。

今回但馬と神戸が担当したこの会が大成功裏に終わったことを喜びつつ、激務の中を細かく心を砕いて準備に当たられた両会長初め実行委員並びに幹事の方々には心からお礼を申し上げたい。

【お礼】今回の宿泊組およびバスツアーに、瀬戸雄三顧問(昭28)と長谷川登喜会員(昭46文)から飲料のご提供をいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。(幹事会一同)

2005年11月号掲載

10月例会報告

山上 高弘(昭52経)

 今月の例会は10月20日(木)、倶楽部ルームにて約25名の出席者で開催されました。
私は6時40分頃に参加したのですが、既に倶楽部ルームは会員の皆様でいっぱいで、中央テーブルでは色とりどりの美味しそうな弁当が開かれ、楽しい会話が繰り広がれておりました。

そうです!今回の例会のメインテーマは、3段重ね弁当でお馴染みの「淡路屋さん」の"新企画駅弁バラエティ試食会"と銘打っての各種弁当を楽しむことでした。
かわいい豚の容器に盛り付けられた「豚豚拍子(とんとんびょうし)」、阪神タイガースファンなら一度は食べてみたい「タイガース勝めし」、大河ドラマ「義経」に因んだ当時の食事を再現した「一ノ谷合戦折詰」、海の幸がてんこ盛りの「おとと弁当」、豪華ちらし寿司弁当の「花緑(はなみどり)」、主要食材の総てに淡路産玉ねぎを使用した「玉ねぎ坊主」、牛肉のあぶり焼と白飯のバランスが絶品の「あぶり牛めし」ほか、この1年間にリリースされた新商品の数々が中央テーブルにところ狭しと埋め尽くされておりました。

これらすべては、寺本 勤会員(昭46商)のご好意で提供されたものです。行楽の季節に、倶楽部ルームにいながらにして旅行気分を味わってもらおうというのが、今回の例会の趣向でありました。

参加された会員の皆様も目移りし、どれを食べようか迷われており、ビール、お酒もすすみ楽しいひと時をすごすことが出来ました。
アイディアマン寺本氏のネーミング・包装共いずれも凝っており、開けるのがもったいないものも多く、また陶器製のかわいい容器を持ち帰られる会員の方もおられました。 
お腹もほどよく満たされた頃、今回は特に講師もないことから、初参加の方、久しぶりに参加された方が、順番に近況報告を話されました。

諸先輩の方々のお話は、皆さんの豊富な経験から話される含蓄のあるそれでいて心温まる話の数々でありました。特に、初参加の弁護士の竹光明登さん(昭43法)の話には驚きと感動を受けました。別の機会に講師として改めて話を伺いたいとの会員の声も多くありました。

あれやこれやであっという間に2時間が過ぎさりお開きになった次第でありました。
このように会員の皆様でおいしい食事をいただきながら、諸先輩方々の経験豊富なそれでいて楽しい話を聞ける例会に、会員の皆様、万障繰り合わせて是非ご参加ください。

なお、関西合同三田会が11月12日に開催されますので、11月の例会はお休みになります。

2005年10月号掲載

9月例会報告

堀 友子(昭43商)

9月20日(火)倶楽部ルームにて20名の出席者で開催されました。
今月は特に企画は用意されていませんでしたが、いつも例会人気の淡路屋さん提供のお弁当包みの開封から始まりました。

先ず風呂敷を開けたら、なんと三段重の豪華「お月見ご膳」。窓から見える中秋の名月を眺めながらの和やかな会食、ビール、お酒も松茸ご飯の味を一層引き立ててくれました。

お腹もほどよく満たされた頃、今回は特に講師もないことから出席者により、順番に近況報告その他のショートスピーチという、以前の懐かしい例会スタイルで進められました。

久しぶりに出席の森 隆元会長のお話しは、BRB 2004年11・12月号「社中の心」に連載のエッセイ「アルプス縦断」の続編ともいうべきパノラマの再現で、あの時の感動を熱く語られ、まさに75歳少年(?)の健在ぶりをアピール。後輩たちは大先輩から元気パワーを分けていただきました。

前田会員の「だんじりの話」(今月号会員だよりに投稿)や吉田会員の「ストレスの話」、また「健康の話」等、興味深い話もたくさん出てきましたが、紙面の都合上割愛させていただきます。
会は盛り上がり9時頃の閉会となりましたが、会員相互の親睦は益々深められたものと思います。

この日のトピックスは、本年度卒業の日下(くさか)一哉さん(下の写真の左端)が、たまたま外回りの仕事中に倶楽部の看板を目にして立ち寄ったのが偶然にも例会日、業務を早めに切り上げ見学がてらに覗いてみて入会されたという事でした。
若い方の入会大歓迎!倶楽部の活性化も図りたいものです。
このような夕飯を仲間と一緒にいただくという気楽な例会も中々面白いものです。
欠席の皆さま、会費も安いですし来月はぜひご参加ください。
10月20日(木)18:30倶楽部ルームにて開催します。

来月は関西合同三田会開催!!

本年度関西合同三田会は事前登録制で、好評のうちに申込みを締め切っています。当日の飛び込み参加は原則として受け付けないことになっておりますのでご了承ください。

2005年9月号掲載

8月例会報告

渡辺 義博(昭58年商)

8月23日(火)午後3時過ぎ、大学時代に入っていたテニスサークル(ミッキーテニス倶楽部)の1年後輩の河谷君(S60工学部卒)から電話があった。現在、彼はNECでボーダフォンの関西地区の地上局を担当しているため、週の半分を大阪で勤務している。そのため、ときどき飲みの誘いがある。その日も全く私の予想を違えなかった。 

“今日は神戸のホテルオークラで神戸慶應倶楽部のビアパーティーがあるから、そこからスタートしょう。”と言うと、“どんな方が参加するのですか”と、ややとまどいながら聞くので、“若い女性ばかりだよ”と答えながら、にやりと笑ってしまっていた。

大阪駅から三宮まで、JR新快速で行き、駅からホテルオークラまでタクシーを飛ばした。正面玄関を入ると、東京のオークラと全く同じラウンジがあった。25年前に大学を卒業して、入社した米国航空会社のオフィスがオークラの中にもあったので、入社したての新人は、神谷町の日本支社からオークラのオフィスに書類デリバーをよく頼まれた。

さて、会場は本来なら、プールサイドのテラス席のビアガーデンであったが、その日は生憎、接近する台風11号の影響か、天気が悪く、屋内のテラスレストランが会場となった。 私たちが到着した時は、早々にいらした先輩が4人ほど歓談されていた。顔見知りの先輩に挨拶し、私と河谷君は末席に座った。やがて到着しテーブルに着く会員を見ながら彼が、こらえきれずに“若い女性は?”と聞くので言下に“我々が一番若い方だと思うよ”と切りかえしたら、“やっぱり”と一言だけ言った。

6時30分になり、五代会長の挨拶で会が始まった。飲み放題とはうれしいもの、空いたグラスには、次から次へとピッチャーでビールが注ぎつづけられ、あっという間にできあがっていく自分がわかった。そんな時、例会レポートを頼まれ、とっさに“承知しました”と答えたものの、子供の頃から作文が苦手であったことを思い出し、少々憂鬱になりかけたが、斜め前でニコニコとグラスを干す高橋副会長と話が弾むうちに、ますますできあがっていった。会はいつものようになごやかに進んで行き、各テーブルは日頃の煩雑さから解放された先輩方の笑い声や談笑する声が交錯して、あっという間にお開きの時間に。中締めの挨拶は市居先輩が行い、会場には一般客がいたため、いつものように“若き血”の合唱がなかったのが、先輩方には残念のようだった。次は11月の関西合同三田会、城崎の西村屋で会いましょうの合言葉で三々五々解散となった。

私は河谷君とタクシーで北野坂に向かった。約束どおり、若い女性のいるバーに河谷君を連れて行ったようだが、その後、どうやって帰ったのか記憶がなくなっていた。最後にビアパーテイーはやっぱり屋外がいいな!!!

2005年8月号掲載

7月例会レポート

高橋 洋三(昭42年商)

恒例のサマー家族例会が十五番館で開催されました。会場の十五番館は旧居留地に残る神戸の貴重な文化遺産、今回も、前田会員のお世話になりました。五代会長から11月12日に城崎の超有名旅館「西村屋ホテル招月庭」で行われる関西合同三田会の紹介がありましたが、特に、宿泊組が翌朝訪問する大乗寺(応挙寺)の障壁画は一見の価値があるとのお話でした。ご住職が会長の親しいお知り合とかで、円山応挙と弟子達の描いた165面の障壁画や十一面観音が織りなす立体的な曼荼羅世界を体感できる良い機会となりそうです。

ちなみに、フェノロサが絶賛した円山応挙(1733-1795)は自然の写生に専念したり、西の遠近法等の手法を取り入れて独自の画風を確立させた丸山派の創始者ですが、大乗寺の密蔵上人が京都で苦学していた応挙の才能を見込んで学資を援助したのが縁となり、客殿建設に当たって依頼を受けると恩返しで一門の弟子と共に障壁画を描いたそうです。

但馬三田会の西村会長は豊岡市と合併するまでの城崎町長で西村屋の社長さん。名物「蟹」料理についても十分に吟味していただけるそうなので、楽しみにして下さい。
城崎といえば関西を代表する名泉、この機会に一泊して有名な「外湯巡り」してみるというのはいかがでしょうか。
なお、神戸からの参加者には、日帰り、宿泊、いずれの場合もバスが用意されます。もちろん車内はフリードリンク、旅の楽しさが満喫できることでしょう。

さて、家族例会はウッチーこと内山会員の軽妙な言葉に乗せられたり、だまされて(?)大爆笑、大盛況。お買い得なお楽しみ袋も無事に完売して、最後は「若き血」の大合唱でお開きとなりました。

《例会報告記事中の写真について》
例会時に撮影したスナップはこれらの他にもたくさんあり、写っている方々には出来るだけ
メールで送付するようしておりますが、メールをお持ちでない方または原紙から直接印刷を希望さ
れる方は倶楽部ルームで作業できますのでお越し下されば印刷作業のお手伝いを致します。(作業希望日を前もって事務局に連絡願います。)

2005年7月号掲載

6月例会レポート

村田 修一(昭39年商)

6月の例会は、24日(金)に倶楽部ルームで開催された。
今回の講師は和田憲昌前会長、演題は“上場の裏話”とのことで上場を目指す諸兄諸姉が総勢31名集った。まずは不動産業界の現状説明,都心の価値ある土地は2~3割の価格上昇は当たり前。それも一瞬のうちに成約になる段階まで過熱してきている。
因みに阪神間の優良な遊休地はまったくないそうです。
このような取引を可能にしている金融メカニズムの説明を聞くにつれバブルの再来の感を強くする。大量の不動産を所有する会員の皆様ここで喜んではいけません。取引の対象となるのはあくまで価値ある物件だけ、賃貸住宅所有者の方には駅から4分以上の物件は早急に処分すべしとのアドバイスがありました。

多岐にわたる不動産業界ならではの話題もさることながら、バブル後倒産の危機に直面されたとき半年間熟慮を重ね会社の必要性を確信し決意されたこと、そしてそのとき力になったのが不動産三田会の設立に携わり代表世話人を引き受けられたことだそうです。
数々の危機を乗り越えジャスダック市場に上場を果たされただけに、迫力の有るスピーチでした。
質疑応答の後、例会2回目のマジックショー、マジシャンは塚本、八巻、角谷氏それぞれの得意技を披露、特筆すべきはわずか半年に満たない八巻氏の堂々たる演技、ネタはわかりませんでしたがショーの演技者には上着が必携だということを発見した梅雨の夕べでした。

2005年6月号掲載 (2005年度総会開催)

関西合同三田会に向けて

実行委員長 高橋 洋三(昭42商)

本年度は兵庫県下三田会の当番年にあたり、中でも但馬三田会と神戸慶應倶楽部が共同で担当するということになりました。
11月12日(土)城崎温泉「西村屋ホテル招月庭」で開催されます。

塾長はじめ連合三田会会長他多数の来賓がご臨席の予定です。また、安西祐一郎塾長には記念講演をしていただくことになっております。

但馬三田会は会員数に限りがあり、神戸が全面的にバックアップ体制を取らなくてはなりません。傘下各三田会のご支援ご協力を仰ぎながら、互いに手を携えながら会の成功に向けて積極的に努力していく覚悟で臨んでおります。
当倶楽部でも会員皆様方のご理解ご協力を改めてお願い申し上げる次第です。

さて、先日5月24日に実行委員会を立ち上げ打ち合わせ会をいたしました。当日は16名の出席で進められましたが、今後委員の動員を増やして、担当部署ごとに具体的に活動を進めていきたいと考えております。

会員の皆様には、当日の参加は言うに及ばず、当日に至るまでの準備活動にも積極的に参加、協力、助言を頂きたいと切に望んでおります。

近日中にご案内状を出させていただきますが、未入会の塾員、お知り合いにもお声をかけていただき、会のアピールにも協力いただければ幸いです。

また、せっかく城崎温泉まで出かけるわけですから、神戸からバスを仕立て当地に一泊し翌日ミニツアーを行い、この機会に更なる親睦を図りたいとも考えております。

詳しいことにつきましては、これから委員会、幹事会とも協議の上進めてまいりますが、事前調査としまして別添のアンケートを出させていただいております。こちらの方もご協力よろしくお願い申し上げます。

懇親会レポート

茂木立 仁(平1法)

平成17年5月30日、阪急御影駅山側に存します黄 耀庭先輩経営の「蘇州園」にて、2005年度定期総会が開催され、40名を超える会員が参集しました。

塾歌斉唱、五代会長のいつも通りのそれ自体で活気あふれるご挨拶から、総会が開始されました。

五代会長となってからの最初の一年の活動報告がなされ、神戸慶應倶楽部の現状と今後の神戸慶應倶楽部の方向性について説明がありました。

今回の出席者割合においても示されているところなのですが、私を含めての昭和60年以降卒業の会員の出席となるとさびしい限りの現状があります。私も出欠を出していなかったのですが、当初の予定では、最年少が昭和57年卒という状況でした。現状の雰囲気を維持しながら、今後若手会員の出席をどのように増やしていくか、新年度において何らかの方向性を示さなければいけない、来年度までには何らかの結論を出さなければいけないものと思われます(当然自戒の念も含め)。

また、今年度は、関西合同三田会が平成17年11月12日(土)に、城崎温泉の西村屋において開催されます。兵庫県下での開催であることから、神戸慶應倶楽部においても、多大なサポートが必要となるため、その説明、協力、出席依頼がありました。多数のご出席、登録を宜しくお願いいたします。

とはいえ、総会後の懇親会においては、いつものメンバーに加え、久しぶりの方も参加され、また、新入会1名をも含めて大変な盛り上がりでした。立食でもあり、自由に気軽な雰囲気でたくさんの方々と交友を深めることができたと思います。

2005年5月号掲載

4月例会報告

浅沼 清之(昭36経)

4月の例会は、19日(火)に倶楽部ルームで開催されました。淡路屋さんの豪華な三段特別弁当とビールを楽しみながら、自前の倶楽部でゆったりと、和気藹々とした雰囲気の中でスタートする例会が、すっかり定着したことを改めて実感いたしました。

五代会長のご挨拶と、徳丸幹事長のご報告の中で、11月12日(土)に予定されている、関西合同三田会について、現地(但馬)での打ち合わせ内容を踏まえた、実施計画案の概要説明がありました。

但馬三田会に、会場(西村屋ホテル招月庭)設営を依頼したとはいえ、現地の要員は限られており、実質的には、神戸慶應倶楽部が中心となって運営する必要があり、当倶楽部会員の協力をお願いしたい旨要請がありました。会員として、積極的な参加を心がけたいものです。

今回の例会出席者の中では、久しぶりで出席された、角谷政保さん、諌山一彦さん、そして初参加の高橋芳之助さんから、それぞれ近況報告とご挨拶がありました。

その後に2月18日に発会式を終えて新たに発足したマジック同好会によるマジックが披露されることになりました。同好会のメンバーは、塚本明久さんが世話人、会員は角谷政保さん、井上光さん、八巻さんですが、より多くの会員参加を期待しているそうです。例会当日は、世話人の塚本さんが、見事なトランプのマジックを披露し出席者を魅了させてくれました。

また、久しぶりで例会に出席されたばかりの角谷さんが、いきなり鞄の中からマジックネタを取り出し、日頃磨いておられる腕前を披露されたのには、一同驚かせられました。更に、同好会会員ではない、五代会長、井上祥さんも、得意のマジックを実演されることになり、会を更に盛り上げることになりました。マジックのネタや裏話を話題に賑やかな楽しいひとときとなりました。

「若き血」の斎唱と、阪本副会長の閉会の挨拶でお開きとなりましたが、10名程の会員は更に二次会に流れて、大いに盛り上がることになりました。尚、今回出席された女性会員は、芳川玲子さんお一人ですが、二次会の最後まで参加されたことを付記させて頂きます。

2005年4月号掲載

3月例会報告

横田 洋子(昭49文)

3月の例会は神戸トーアロードにある“東天閣”で24日(木)午後6時より開催されました。
折りしもその日は、慶應義塾高等学校 野球部が45年ぶりに第77回選抜高校野球大会に出場し、第一戦が甲子園で行われた日の夜でした。“東天閣”の煉瓦色の門をくぐり瀟洒な建物に入ると、皆様のにこやかな顔、顔、顔・・・!

そうです!慶應高校は強豪と言われている岡山の〔関西〕から劇的なサヨナラ勝ちを収めたのでした。
五代会長のご挨拶や黄さんの乾杯は、慶應高校第一戦突破の嬉しいお話、祝杯になり、和やかな雰囲気の中で“東天閣”の美味しい中華料理に舌鼓を打ちながら皆で喜びを分かち合う例会となりました。
午後から雨や雷が鳴る春の嵐の中、寒さと戦いながら甲子園で観戦し、劇的勝利を目の前にした5名方々、伊藤(協)さん、浦上さん、善塔さん、田嶋さん、新入会員の堀さんからの観戦談は会を更に盛り上げました。

甲子園で勝利し歌う「塾歌」は最高だったことでしょう。羨ましい限り・・・。
また、近々ジャイカ(JICA)よりモンゴルに赴任される今中さんのお話や、新入会員の堀さんのお話は、神戸慶應倶楽部のメンバーに新鮮な話題となりました。益々のご活躍をお祈りしております。

美酒に酔い、美食を味わい、楽しい語らいのひとときもアッという間に過ぎ、お開きは甲子園を真似ていつもよりちょっとゆっくり目の「若き血」斉唱。煉瓦色の門をくぐり出る時は春の嵐もすっかり収まり、冷たい風が心地良い神戸の晩でした。

「会員だより」コーナーに応援記を載せています。あわせてご覧ください。

2005年3月号掲載

2月例会報告

宮本 恭延(昭62経)

2月例会が、24日倶楽部ルームにて開催されました。外は冷たい雨でしたが、20余名ほどの会員の方が集まり、ルーム内は季節を先取りした春の陽気を感じさせる和やかな雰囲気に包まれておりました。

この会を楽しみにされている方は、開会の随分前から来られていたようで、既にかなりの賑わいのなか、お知らせしたいことがあって10年近く振りに出席させていただいた私は、淡路屋さんの豪華な三段弁当を見て、一足早い花見の席かと錯覚したほどでした。(寺本さん 大変おいしく頂きました。)

定刻になり、五代会長のご挨拶・お知らせのなかで、塾高の45年ぶり選抜高校野球出場応援依頼のお話があり、続いて住友さんより同じく45年ぶりバスケットボール部の全国優勝のご紹介など現役の活躍からスポーツの話題でひとしきり盛り上がりました。

今回は講演の予定が無かったことから、久々にご参加の会員の方から順に近況報告などのスピーチがあり、いかなる内容のテーマにも他の会員の方から鋭い質問や問題提起などが活発になされるところは、さすが見識高い塾員の皆さんだと感銘致しました。

あっという間に楽しいときが過ぎ、まだスピーチしたい方ということでさっと手を上げられ、塾生の息子さんのお話をされたのは浦上さんで、その弁をふるうお姿は10年前とちっとも変わらぬ光景でありました。

最後にこの誌面をお借りしてお知らせしたかったことを記します。私の携わる神戸都心商業青年協議会と商工会議所主催で、3月16日(水)に塾名誉教授の村田昭治先生の講演会があります。今回はオープンでご参加頂けますのでご案内させていただきました。私のゼミの指導教授でもあり、盛会にしたいと思いますので、ぜひご参加ください。どうぞ宜しくお願いします。詳細は次の通りです。

日時:平成17年3月16日(水)14:00~16:00
場所:神戸市産業振興センター3階ホール(神戸市中央区東川崎町1-8-4)
テーマ:輝く未来の姿を求めて「顧客ディライト」
講師:慶應義塾大学 名誉教授 村田 昭治氏
定員:2000名(定員になり次第締切)
参加費:神戸商工会議所会員は無料(一般は2,000円 当日受付で頂戴します。)

問合先:神戸商工会議所中央支部
(TEL.078-367-3838 FAX.078-371-3370)

2005年2月号掲載

1月例会報告

辰野 芳之(昭42経)

例会当日1月21日、六甲の山にはしぐれが舞い、街にも今冬一番かと思われる寒波が吹き荒れておりました。

倶楽部ルームの暖かさに誘われて?早めに集まった数人により定刻前からビールで第1回目の乾杯が始まりました。そのうちに五代会長が登場、「ウー 寒い! 今日は日本酒は無いのかな?」との声がかかり、天木さん、辰野が早速大丸へ走り一升瓶が到着です。やはり冬はお酒がよろしいようで・・・・。

五代会長からは、楽しく有意義な倶楽部活動を進めていこう、などと洒脱な年頭挨拶があり、何回目かの乾杯(正式な)となりました。(BRB新年号には、心にしみる会長の挨拶が掲載されています。是非お目通し下さい。) また今秋の関西合同三田会は城崎温泉西村屋で開催されます。

主催する但馬を神戸が全面的に支えなければなりません。多くの皆さんの参加と協力をお願いしたいとの話もありました。
徳丸幹事長からは、タイゴルフツアー計画などもPRされました。

そして待望の淡路屋さん特製、三段重お弁当が配られ、会場には談笑の輪が一段と拡がり、盛り上がります(この弁当はおいしくて、本当にお値打ちものです。寺本さんご配慮ありがとうございます。)

途中、ウッチー氏の社長就任漫談(挨拶?)なども入り、アッという間に楽しい3時間が過ぎたのでありました。

お開きの前に、「昨年は新潟中越地震で大きな被害が出ました、かつて阪神・淡路大震災の時には全国の仲間から助けられた、その恩返しをしたい。まず新潟三田会へ義捐金を送りたい。さらには、インドネシアなどの津波被害にたいしても何かをしなければならないだろう。」との会長提案により会場にカンパ袋が廻りました。

今後とも皆様の絶大なご協力をお願いいたします。      

終わりに 私事ですがこの場を借りてひと言お礼を。小生この3月に、関西での赴任を終え東京へ戻ることになりました。神戸慶應倶楽部には2年余の短い在籍でしたが、皆様に暖かく迎えて頂き、おかげさまで充実した関西生活を送ることができました。ありがとうございました。初めてのそして修学旅行以来の西国生活の中で(仕事はさておき)良かったこと・・・・マンモス大阪ではなくアットホームな神戸に入会できたこと(身元引き受けの八巻先輩に感謝)西国33寺巡礼を廻りきったこと(先週で満願)など。残念なこと・・・・大台ケ原訪問が積み残しになりそうなことなど。では、東京へお越しの折にはお声をかけてください。

2005年新年号掲載

年末家族例会レポート

天木 明(昭40商)

ルミナリエに向かう車の混雑等もあってか定刻をやや過ぎた夕方6時過ぎにスタート。

先ずは当日のゴルフでガッポリ稼がれたとかで日頃にも増してニコヤカな五代会長のいつもながらの洒脱なご挨拶。今年の字は「災」だったとか、来年はこれが「福」に転ずるといいですネー。

続いては興行師徳丸幹事長の力作「華麗なる舞姫のフラメンコ」。以前にイーゼル会のモデルにもなって頂いた竹峰さん、安部さん(どちらの方にモデルになって頂いたのかは取材し損ねました。スンマセン。)のド迫力ある踊りに全員圧倒されっぱなし。本当に素晴しいショーでした。

幹事長は見ている男性陣の顔つきがまた何とも云えなかったと話されておりましたが、筆者にとってはカメラマンの特権を乱用してカブリツキに居座っていた八巻カメラマンの姿の方が印象に残っておりますが・・・。
と盛り上がったところでポートピアホテル中内社長肝いりの素晴しいご馳走の数々を堪能。

二番目のアトラクションはむくつけきウッチーならぬ美人マジシャン、ミッチーの登場。
紐の結び目を解くマジックには上島先輩を始め井上(光)、芳川と云った当倶楽部の重鎮の面々も挑戦されましたが、出来のほどは・・・?? 

それにしても子供サンたちは器用ですよネー。なおこれを機会に塚本副幹事長がマジック同好会を設立されるとの事、重鎮の面々もここで腕を磨かれるのでありましょう。

さてさていよいよ呼び物のオークションの開始。名物男ウッチーが多忙にて欠席ということでどうなる事やらと心配した向きもありましたが、そこは天下の慶應倶楽部、元大丸のカリスマセールスマン浦上忠文(昭44政)真打ちの登場で神戸慶應倶楽部の財政状況はおろか日本経済の浮揚にも思いを致すなんとも格調の高いオークションで総売上も約20万円とここ数年来の高値を付けメデタシ、メデタシ。
恒例の若き血の大合唱でお開きとなりました。素晴しい家族例会をアレンジして頂いた幹事長はじめ執行部の皆様に御礼申し上げます。